ちょっと切ない。

こんにちは、吉田です。

この季節に入ると思い出すことがあります。リフォーム業界に入る前のお話ですが、前職は不動産会社の営業でした。主に新築や中古物件の戸建てやマンションを販売していたのですが、当時のお客様で1歳の娘の赤ちゃんがいる、30代前半のご夫婦に、縁があって築浅の中古戸建てのお家を販売させてもらいました。腰の低い親切なご夫婦で、将来ご両親と一緒に住むからとリフォームの依頼もあり、その手配をして完成後すごく喜んでもらいまして、僕も嬉しかったのを覚えています。

 

それから一時期、仕事でその方のお家前を良く通っていて、庭先で奥様がお子様とお庭遊びをしているのを良く見かけ、幸せそうに見えて、心が温かくなりました。不動産の仕事してて良かったなとも思いました。

でも、それから5、6年した頃だったと思います。今くらいの季節に不動産事務所に、差し押さえ物件の売買情報が写真と共に流れてきて、そのお家がご夫婦のお家でした。写真には家の中の状況が映し出されていて、家財道具や衣服類がまだ残っており、私物等一切合財がひっくり返されている状況でした。

・・・ご夫婦に何があったのか知る由もありません。僕が案内した住宅ローンの支払いに無理があったのかな?僕の仕事の進め方がよくなかったんじゃないか?色々考えました。あんなに幸せそうだったのになぁ、居た堪れない気持ちと、きっと小学生くらいになっているだろう、娘さんがお元気であるように。と願いました。

あれから又何年かが経ち、どうされているのか確かめようも無い状況で、秋が深まると時々あのご夫婦家族の事を思い出します。たくましい感じで家族思いに見えた旦那様と、笑顔がとても素敵な奥様。赤ちゃんだった娘さんもすごく可愛かったです。

あのご家族がお元気に暮らしていますように。

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